はじめまして。Local Trainです。
このブログのタイトルに選んだ「鈍行列車」という単語は鉄道関連用語の一つで、各駅に停車する普通列車の総称です。ちなみに普通列車とは、
急行券などの特別料金を必要とせず、乗車券の運賃だけで乗車できる旅客列車。
引用 : Weblio辞書
のことで、鈍行列車はその普通列車の中でも各駅に停車する列車のみに限定する意味合いで使われます。
特急列車や急行列車に抜かれながら、文字通り鈍重に、ゆっくりと、でも確実に目的の終着駅まで走っていく鈍行列車の姿は、忙しく流れていく我々の生活の中にホッと一息の安らぎを与えてくれるオアシスの存在のような気がします。
このブログがそんなオアシスのような存在になれれば、との思いを込めてこのタイトルをつけました。
いきなり大きくでましたが (笑)、どうぞよろしくお願いします。
必ず走っている鈍行列車
鈍行列車はあくまでも各駅に停車する普通列車の総称のため、「鈍行列車」と堂々と看板を掲げて走っている列車はありません。
どの鉄道会社でも、大概は「普通」か「各駅停車」という列車表示になっていると思います。
そして日本全国の鉄道路線を見渡したとき、特急や急行の走っていない路線はあっても、鈍行列車の走っていない路線は絶対にありません。
そう、そこに線路と駅がある限り、どんな秘境であっても「鈍行列車」は必ず走っているのです。
その地域で暮らす人々のために、その地域を訪れる人々のために、今日も鈍行列車は走っています。
鈍行列車の旅の魅力
鈍行列車の旅の魅力…
それはなんと言っても「ゆっくり走る」ということに尽きると思います。
「時は金なり」で動いておられる方々にとっては、それが一番のマイナス点にもなるのでしょうが、長短表裏一体とも言いますよね。
ビジネスの世界を中心に、ほぼ全ての人々にとって速さは必須アイテムと思いますが、速さばかりの追求ではストレスも溜まりますし、速すぎるからこそ見落とすこともあります。
ゆっくり行くことによって、初めて見えてくる世界や魅力的な風景がたくさんあると思うんです。
例えば、東京から大阪まで新幹線で移動したとき、途中に通る地域のことを、我々はどこまで見て学べているでしょうか。
富士山と名古屋駅と京都駅以外に記憶に残る風景ありますかね? (笑)
一度機会があれば在来線の東海道線を走っている鈍行列車にも乗ってみてください!!
東京と大阪の間にこんなに魅力的な地域がたくさんあるのかって、感動しますよ!
平等に過ぎる時間の中で
この世の中、どれだけ綺麗事を言っても、全ての人々が平等になれることなど不可能だと思います。
偏差値や進学校という言葉がある時点で、それはもう平等ではないことを示していますよね。
でも、世界で一つだけ、全ての人々にとって平等なものがあります。
そう、それは時間です!
どこに住んでいても、どこで働いていても、どの学校に通っていても、時間だけは必ず平等に過ぎていきます。
そんな平等に流れる時間の中で、急いでばかりではなく、たまにはゆっくりのんびりと鈍行列車に揺られてみれば、新たな発見がきっとあると思います。
コメント